
動画制作において、完成度を大きく左右するのが シナリオと絵コンテ (ラフコンテ)です。
「デザインやアニメーションは後半で作るから大事なのはそこから」と思われがちですが、実際は 設計図がしっかりしていないと、どれだけ技術力があっても成果につながらない のが動画制作。
本記事では、シナリオと絵コンテの役割、作り方の流れ、押さえるべきポイントを解説します。
1. シナリオと絵コンテの役割とは?
シナリオ
- ナレーションやセリフの文章
- 映像の流れや情報を整理する台本
→ 視聴者が「理解できるか」「行動したくなるか」を決める基盤。
絵コンテ
- シナリオをビジュアルに落とし込んだ「設計図」
- カット割り・構図・テキスト配置・動きのイメージを示す
→ ディレクター・デザイナー・アニメーターの共通言語となり、修正コストを大幅に減らす。
2. シナリオ作りのステップ
① ゴールを整理する
- 「誰に」「何を」「どう伝えるか」を冒頭で決める
- 例:サービス紹介動画 → 「課題提示 → 解決策 → ベネフィット → 行動喚起」
② 構成を組み立てる
動画の一般的な流れ:
- 興味を引く導入(課題提示)
- 共感・問題の明確化
- 解決策の提示(サービス紹介)
- 信頼の補強(事例や数字)
- 行動喚起(問い合わせ・応募など)
③ ナレーション原稿を書く
- 1分あたり300〜350文字が目安
- 専門用語はできるだけ噛み砕く
- 音読してリズムを確認する
3. 絵コンテの作り方
① シナリオを場面ごとに分割
- ナレーションの一文ごとに1カットを割り振るイメージ
② 各カットを図解する
- 簡単なイラストや図形でOK
- 「ここにテキスト」「キャラクターが登場」「矢印アニメーション」などを明示
③ 動きの指示を入れる
- 「左からフェードイン」「数字がカウントアップ」など
- 簡潔に書くとアニメーターが理解しやすい
④ 音の指示を添える
- BGM、効果音、ナレーションの位置などを記載
4. シナリオ・絵コンテで押さえるチェックポイント
- 一言で伝えたいメッセージに沿っているか
- 不要な情報を詰め込みすぎていないか
- ターゲットが理解しやすい言葉か
- 映像と音声のバランスはとれているか
- 絵コンテを見ただけで全体像がイメージできるか
5. 実際の制作現場での工夫
- 修正はこの段階で徹底的に → 後工程になるほどコスト増
- クライアント確認も絵コンテで行う → 誤解を防ぎやすい
まとめ
シナリオと絵コンテは、動画制作の設計図。
ここを丁寧に作ることで、完成した映像が目的に沿い、視聴者に届く動画になります。
FLAMoでは、ヒアリングをもとにシナリオ・絵コンテを緻密に設計し、「伝わる動画」をゼロから一緒に作り上げます。
「まだ企画がふんわりしている」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。